とがったいわ

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居間(いま)/living room

居間(いま)/living room

北海道教育大学実験芸術専攻生の有志による卒業制作展を札幌市資料館で行います。
一人一室を使い、展開するインスタレーションで、
「ここ」と「かなた」を繋ぐ場所としての「わたしのいるところ:居間」を現出させます。

秋元さなえ 江別市出身。川での体験を通して自分の足下を見つけていく「川の魚」シリーズを発表。
太田理美  札幌市出身。自分の内と外を繋ぐものを人と関わる中に見つける「られるのチカラで造られる」を発表。
中村絵美  長万部町出身。海山の出来事を叙情的に繋ぐ作品「Lying Place」を発表。
森本めぐみ 恵庭市出身。かつてあった山をイメージで今に呼び出す「くぼみ火山」を発表。


とき: 2011年1月25日(火)ー1月30日(日)
    10:00ー19:00(最終日は17:00まで)
    
ところ:札幌市資料館  
    札幌市中央区大通り西13丁目
    TEL 011-251-0731

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「とがったいわ」の一つの区切りとして支笏火山を題材にした作品「くぼみ火山」を発表することにしました。
「支笏(しこつ)」の語源は「大きな窪地」と言った意味のアイヌ語Si-kotからきたものです。
これは単に支笏湖を示す言葉でなく、ある水系、ある窪地のエリア全体をさすものであったと言われていますが、このシコツのさす場所についての説明を読んだとき、もっと精神的なくぼみをになうものとして私の中に収まったように思いました。

「くぼみ火山」は支笏火山の像でもありますが、個人的な記憶や憧れの形でもあり、自身の身体意識でもあります。また、「シコッ」という音をその場所に当てはめた人々とは違うリアリティーを持って、生活し、その地名を受けとっている私がいます。
あらわそうとするのは支笏地方と地続きに暮らす今の私をかりた、「くぼみ火山」の形です。
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by pointed-rock | 2010-12-19 10:18 | 雑記